壁に触れると、手に白い粉状の様なものが付く事ありますよね？？

これは紫外線や雨水による塗料の劣化です。

チョーキング現象といい保護機能が落ちている状態です。

これを放置してしまうと、壁を守る塗料が役割を果たさず

ドンドン劣化が進行してしまいます。

髪の毛ほどの隙間のヒビをヘアークラックと言いますが

そんな小さなクラックからでも雨水は入り込みます。

他にもクラックは色々食べてしまうシロアリなどの

害虫も入り込むためとっても危険です!!!!!

たとえ小さなヒビでも放置をしてしまう事で家が崩壊してしまう事もあります。

またコケなどの汚れは塗料を分解して しまうため

保護機能がどんどん低下してしまいます。

エフロとはコンクリートに含まれる可溶成分(主に石灰)が徐々に

表面上に染み出てきてしまっている状態の事です。

この状態になれば、どこかに小さなひびが あると言う事！

またそのヒビから雨水が侵入し貫通してしまっていると言う事！

白だけでなく茶色っぽいものが混ざっていれば、中の鉄筋が

サビていると言う事！ 早めの対応をお勧めいたします。

写真のような小さなひび割れの補修作業には、

クラックメンテという材料を使用し補修を

行っていきます。ひび割れに対して直接材料を

充填し、ひび割れを塞ぐ材料となります。

建物にダメージを蓄積させずに、雨水は外壁内に

浸透出来なくなります。ひび割れが進行し、ひび

割れの隙間が 2.5㎜以上ある場合や、内部の鉄筋の

腐食が発生している場合は、 グラインダーを使用し

壁に切れ込みを入れて補修作業を行います。

コーキングが劣化しひび割れを起すと、そこから雨水の

侵入により壁雨漏りなどのトラブル発生の原因となります。

既存のコーキングが硬化しひび割れをおこしていれば、

打ち増し工事はお勧めできませんが、既存のコーキングが

まだ弾力も残っており、打ち増し工事で問題ない状況で

予算を抑えたいとご要望の場合は、既存のコーキングの

上から打ち増し工事を行うなど、完工後問題の起こらない

範囲で、できるだけお客様のご要望にお応えします。